ボーナスをつけても効果がない
「特典をつけているのに、反応が変わらない」
「何をボーナスにすればいいかわからない」
「ボーナスが『おまけ』になっている気がする」
そんな悩みを抱えていませんか。
実は、効果のないボーナスには共通する原因があります。
そして、正しく設計されたボーナスは、オファーの価値を劇的に高める力を持っています。
ボーナスは「おまけ」ではなく「価値の積み上げ」
結論から言います。
ボーナスとは、単なる「おまけ」ではありません。
オファー全体の価値を戦略的に積み上げるための要素です。
効果のあるボーナスは、顧客の「これだけついてこの価格?」という反応を引き出します。
なぜボーナスが効果を発揮しないのか
顧客が欲しいものではない
効果のないボーナスの多くは、顧客が欲しいものではなく、提供側が用意しやすいものになっています。
「ついでにこれもつけておこう」
「在庫があるから特典にしよう」
「みんながつけているからつけよう」
顧客目線ではなく、提供側の都合で設計されたボーナスは、価値を感じてもらえません。
本題と関係がない
メイン商品と関係のないボーナスは、価値が伝わりにくくなります。
ダイエットコースに「ビジネス本の要約集」をつけても、顧客は価値を感じません。
ボーナスは、メイン商品で得られる結果を「より確実に」「より早く」「より楽に」実現するものであるべきです。
価値が見えない
「〇〇レポートをプレゼント」と言われても、それにどれだけの価値があるかわかりません。
価値を具体的に示さなければ、ボーナスは「ないよりマシ」程度の存在になってしまいます。
よくある誤解
❌ 「ボーナスは多いほど良い」
ボーナスが多すぎると、逆効果になることがあります。
「こんなについてくるのは、メイン商品に自信がないからでは?」
「多すぎて何が重要かわからない」
適切な数の、価値の高いボーナスの方が効果的です。
❌ 「割引の代わりにボーナスをつければいい」
割引とボーナスは、異なる心理効果を持ちます。
興味深い研究があります。
「35%割引」よりも「50%増量」の方が、売上が73%高くなったという結果です。
人は割引の計算が苦手で、ボーナスの方が価値を感じやすいのです。
ただし、これはボーナスの内容が魅力的である場合に限ります。
❌ 「ボーナスは無料で用意できるものでいい」
コストがかからないものでも、顧客にとって価値があれば問題ありません。
しかし、「無料で用意できるから」という理由だけで選ぶと、価値の低いボーナスになりがちです。
顧客にとっての価値を基準に選ぶべきです。
設計視点で考える
⭕ 戦略的なボーナスを設計する
効果的なボーナスを設計するには、以下のポイントを押さえます。
1. 顧客の障壁を取り除くボーナス
顧客がメイン商品の価値を最大限に得るために、何が障壁になっているかを考えます。
「時間がない」→ 時短テンプレートをボーナスに
「やり方がわからない」→ ステップバイステップガイドをボーナスに
「続けられるか不安」→ サポートやフォローアップをボーナスに
障壁を取り除くボーナスは、成功確率を高め、オファー全体の価値を上げます。
2. 結果を加速するボーナス
メイン商品で得られる結果を、より早く得られるようにするボーナスです。
「このチェックリストを使えば、通常3ヶ月のところを1ヶ月で」
「このツールで、作業時間を半分に」
時間の短縮は、顧客にとって大きな価値です。
3. 価値を明確に示す
ボーナスには、具体的な価値を添えます。
「〇〇テンプレート(通常販売価格29,800円)」
「〇〇コンサルティング(時給換算で5万円相当)」
数字を示すことで、ボーナスの価値が明確になり、オファー全体の「お得感」が増します。
ボーナススタックの技術
複数のボーナスを積み上げる「スタック」という技術があります。
メイン商品の価格に対して、ボーナスの合計価値が大きく上回るように設計します。
例:10万円のコース
- メインコース:10万円
- ボーナス1:実践テンプレート集(3万円相当)
- ボーナス2:個別フィードバック1回(2万円相当)
- ボーナス3:メンバー限定コミュニティ(月額5,000円×12ヶ月=6万円相当)
- ボーナス4:追加セミナー動画5本(5万円相当)
合計価値:26万円 → 特別価格:10万円
このように提示することで、顧客は「26万円相当が10万円で手に入る」と認識します。
具体例で考える
オンラインコースの場合
❌ 効果のないボーナス 「おまけPDFレポート」「関連書籍の要約」「ステッカー」
⭕ 効果的なボーナス 「つまずきポイントQ&A集(過去受講者500人の質問から厳選)」 「90日間のメールサポート(回数無制限)」 「実践ワークシート(そのまま使えるテンプレート付き)」
コンサルティングの場合
❌ 効果のないボーナス 「関連レポート」「ニュースレター購読権」
⭕ 効果的なボーナス 「競合分析レポート(通常15万円で提供)」 「月1回の進捗確認コール(3ヶ月間)」 「成功事例集(同業他社の詳細事例10件)」
Web制作の場合
❌ 効果のないボーナス 「基本的なSEO対策」「お知らせ投稿の代行」
⭕ 効果的なボーナス 「公開後30日間の改善サポート(通常10万円)」 「アクセス解析レポート(3ヶ月間、月1回)」 「競合サイト分析(5社分)」
どの例も、顧客がメイン商品の価値を最大限に得るための支援になっています。
ボーナスでオファーを強化する
この記事では、ボーナスは「おまけ」ではなく「戦略的な価値の積み上げ」であることをお伝えしました。
顧客の障壁を取り除き、結果を加速し、価値を明確に示す。
この3つを意識することで、ボーナスはオファー全体の価値を高める強力な武器になります。
コース「断れないオファーを作る」では、効果的なボーナス設計の方法を詳しく解説しています。
オファーの魅力を高めたい方は、ぜひご覧ください。
