LPに何を書けばいいか、わからない
「LPを作ることになったが、何を書けばいいかわからない」
「テンプレートを使ったが、なぜその順番なのか根拠がない」
「情報は入れたが、なんとなく配置しただけで自信がない」
こんな状況に悩んでいませんか。
多くのLPは「なんとなく」で構成され、成果が出ない理由もわからないまま放置されています。
しかし、効果的なLPには「情報配置の原則」があるのです。
問題は「情報不足」ではなく「順番の間違い」にある
結論から言います。
LPが成果を出さない原因は、書いている内容ではなく、情報を提示する「順番」にあることが多いのです。
読者の心理の流れに沿って情報を配置しなければ、どんなに良い内容も届きません。
なぜ順番が重要なのか
ここには、人間の認知と意思決定に関する構造的な問題があります。
説得の順序がある
人を説得するには、順番があります。
いきなり商品を勧めても、「なぜ必要なのか」がわからなければ響きません。
まず課題を認識させ、次に解決策を示し、それから商品を提案する。
この流れを無視すると、押し売りのように感じられます。
読者の心理の流れ
LPを読む人の心理は、一定の流れで変化します。
- 「自分に関係あるかな?」
- 「この課題、まさに自分のことだ」
- 「どうすれば解決できるんだろう」
- 「この人は信頼できるかな」
- 「本当に効果があるのかな」
- 「よし、申し込もう」
この心理の流れに逆らった情報配置は、違和感を生みます。
テンプレートが機能しない理由
多くのテンプレートは、この心理の流れを反映しています。
しかし、「なぜこの順番か」を理解せずに使うと、応用が効きません。
自社の商品やターゲットに合わせた調整ができず、効果が出ないのです。
効果的なLPの基本構成
読者の心理の流れに沿った、基本的な情報配置を解説します。
構成1:共感(課題の言語化)
最初に、読者が抱える課題を言語化します。
「こんな経験はありませんか」「〇〇で悩んでいませんか」
読者が「自分のことだ」と感じることで、読み進める動機が生まれます。
ここで「自分には関係ない」と思われると、離脱されます。
構成2:原因の提示
なぜその課題が解決しないのか、原因を示します。
「実は、問題は〇〇ではなく△△にあります」
読者が気づいていなかった視点を提供することで、「この人は詳しい」という信頼が生まれます。
構成3:解決策の提示
原因がわかったところで、解決策を提示します。
「その課題を解決するのが、〇〇という方法です」
課題と原因を理解した後なので、解決策の価値が理解されやすくなります。
構成4:商品の紹介
解決策を具体化したものとして、商品を紹介します。
「この方法を実践できるのが、当社の〇〇です」
解決策の文脈の中で商品を位置づけることで、「売り込み感」が薄まります。
構成5:信頼の構築
商品に興味を持った読者の疑念を解消します。
「〇〇社の事例」「お客様の声」「実績データ」
「本当に効果があるのか」という疑問に、証拠で答えます。
構成6:行動の促進
最後に、具体的な行動を促します。
「今すぐ無料相談を申し込む」「まずは資料をダウンロード」
何をすべきかを明確にし、行動のハードルを下げます。
よくある誤解
❌ 「商品紹介を最初に置くべき」
商品は解決策を理解してから紹介すべきです。
いきなり商品を見せても、「なぜ必要か」が伝わりません。
❌ 「とにかくお客様の声を増やす」
信頼要素は、適切な位置に適切な量を配置することが重要です。
最初からお客様の声を並べても、「何の商品の声なのか」がわかりません。
❌ 「CTAは最後だけでいい」
読者によって決断のタイミングは異なります。
ページ内の複数箇所にCTAを配置し、決断した瞬間に行動できるようにします。
設計視点で考える
⭕ 心理の流れに沿って配置する
情報配置は、読者の心理変化に合わせて設計します。
具体例で考える
個人コーチの場合
- 共感:「営業に自信がなく、毎月のノルマが苦痛ではありませんか」
- 原因:「問題はトーク力ではなく、提案の設計にあります」
- 解決策:「設計を変えることで、押し売りせずに成約できます」
- 商品:「この設計を90日で身につけるプログラムです」
- 信頼:「同じ悩みを持っていた〇〇さんの事例」
- 行動:「まずは無料相談で、あなたの課題を診断します」
中小企業の場合
- 共感:「急な納期変更で、いつも残業が発生していませんか」
- 原因:「問題は人員不足ではなく、工程管理の設計にあります」
- 解決策:「リアルタイムの進捗管理で、変更に即座に対応できます」
- 商品:「それを実現するのが、当社の〇〇システムです」
- 信頼:「導入企業の事例と、実際の改善数値」
- 行動:「まずは無料デモで、実際の画面をご覧ください」
オンラインコースの場合
- 共感:「発信を続けても、売上に繋がらないと感じていませんか」
- 原因:「問題はコンテンツの質ではなく、導線の設計にあります」
- 解決策:「見込み客を育てる導線を設計することで、自然に売れます」
- 商品:「この設計を学べる12回のオンラインコースです」
- 信頼:「受講生の成果と、カリキュラムの詳細」
- 行動:「まずは無料動画で、概要を確認してください」
柔軟な応用
この基本構成は、商品やターゲットによって調整が必要です。
すでに課題を認識している読者には、共感を短くして解決策を早く提示します。
信頼が必要な高額商品は、信頼構築パートを厚くします。
原則を理解した上で、状況に応じて応用することが重要です。
全体像を知ることが第一歩
この記事では、LPの情報配置の原則をお伝えしました。
しかし、これはLP設計の一要素にすぎません。
各パートで具体的に何を書くべきか。
視線誘導とどう組み合わせるか。
「読まれるLP構成を作る」コースでは、この全体像を詳しく解説しています。
LPを作っても成果が出ない。
そんな状況を変えるための第一歩として、ぜひご活用ください。
